東大ハンドクリーム、資生堂が商品化…古代蓮の香り

　資生堂は、東京大学が発見した2000年以上前の蓮の実から発芽した「大賀蓮（おおがはす）」の香りをテーマとしたハンドクリーム「蓮香（れんか）ハンドクリーム」を商品化。東京大学のオリジナル商品として、東京大学・本郷キャンパス内の東京大学コミュニケーションセンターで発売を開始した。



　大賀蓮は、1951年に東京大学検見川厚生農場（現・東京大学検見川総合運動場）で3粒の古代蓮の実が発掘されたことに由来。同年5月に東京大学出身の植物学者である故・大賀一郎博士が、これらの実を発芽させ、翌1952年7月に淡紅色の美しい花を開花させることに成功した。

　東京大学と資生堂は、1985～1989年と2001～2003年の2回にわたり、大賀蓮の香りの分析・研究を行い、香りのキー成分を見出すことに成功。この香りをテーマに「蓮香」シリーズを開発した。同シリーズは、大賀蓮の香り成分を配合したオリジナル商品で、現在、「蓮香オードパルファム（ピュアミスト）」と「蓮香あぶらとり紙（香りの台紙付き）」を東京大学コミュニケーションセンターで販売している。

　今回発売を開始した「蓮香ハンドクリーム」は、大賀蓮のさわやかでみずみずしい香りをベースに、ミュゲ、ローズ、リンデンの花々や、さりげないスパイシー感がある丁子やアニスを加えた、やさしい香りのハンドクリーム。肌へのなじみが早く、うるおいとサラサラ感が持続するという。

　価格は840円（40g入り）。
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京都市は、秋の観光シーズンを迎え、民間企業や公共機関の駐車場を開放し車から公共交通への乗り換えを促すパークアンドライドの臨時無料駐車場を１９～２７日までの土日曜、祝日に開設する。
　市内９カ所に計７６０台分を確保し、一部駐車場からは最寄り駅や観光地までシャトルタクシーを走らせる。
　臨時駐車場のほか市周辺部や亀岡市、大津市、大阪府寝屋川市などの鉄道駅近くにも常時利用できるパークアンドライド駐車場が計３１カ所あり、住所や料金、利用時間などは市のホームページで紹介している。
　臨時開設する駐車場は次の通り。
　【京福嵐山線天神川駅周辺】市上下水道局水道管路管理センター（右京区）▽三菱自動車パワートレイン製作所（同、２３日除く）▽日新電機本社（右京区）▽市北部みどり管理事務所（同）＝管路管理センター以外は天神川駅まで無料シャトル運行
　【地下鉄くいな橋駅周辺】京都運輸支局（伏見区）▽伏見稲荷大社（同）＝京阪伏見稲荷駅まで有料シャトル運行
　【地下鉄竹田駅周辺】市交通局地下鉄竹田車両基地（伏見区）
　【阪急上桂駅周辺】西京区役所＝上桂駅まで無料シャトル運行
　【東福寺周辺】阪神高速京都線鴨川西出入口付近（南区）＝東福寺まで有料シャトル

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